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酸性電解水(次亜塩素酸水)の安全性について(その1)
酸性電解水(次亜塩素酸水)の安全性については厚生労働省の指定施設で安全性試験が実施されていますが、良好な成績を得ており、一般の消毒薬より安全性が高いと判断されています。以下、マウス等に強酸性電解水を使用した試験結果を紹介してみます。
(1) 急性経口毒性:マウスに50mg/kg投与したが毒性症状は認められなかった。
(2) 反復投与毒性(亜急性毒性):ラットに28日間自由に摂取させ、一般症状、血液学的、生化学的、病理組織学的検査をおこなったところ、肝臓機能、小腸に対し、軽微な影響を認めた。また、ラットに3カ月間自由に摂取させ、検査をおこなったところ、口腔組織に部分的な上皮の反応を認めたが、他の毒性症状は認められなかった。
(3) 皮膚一次刺激性及び皮膚累積刺激性:ウサギの皮膚につけた傷に1日1回5日間続けて滴下したが変化は認められなかった。ラットの手足を対象に1日30回(1回15秒または30秒間浸す)の反復投与試験(3カ月間)をおこない、皮膚の変化と血液学的、生化学的、病理組織学的な観察をしたが、ラットの皮膚または全身に異常を認めなかった。
(4) 急性眼刺激性:強酸性電解水を滴下後7日間観察したが、角膜、虹彩、結膜などに変化は認められなかった。
(5) 皮膚感作性:モルモットの皮肉に1週間毎に3回強酸性電解水を注入後、皮膚の変化(浮腫、紅斑)を観察したが、変化は認められなかった。
(6) 口腔粘膜刺激性:ハムスター頬袋に強酸性電解水を流水で30分間作用させた後
の変化を肉眼及び病理組織学的に調べたが、変化は見られなかった。

酸性電解水(次亜塩素酸水)の安全性について(その2)

(1)皮膚感作性:モルモットの皮肉に1週間ごとに3回強酸性電解水を注入後、皮膚の変化(浮腫、紅斑)を観察したが、変化は認められなかった。
(2) 口腔粘膜刺激性:ハムスター頬袋に強酸性電解水を流水で30分間作用させた後の変化を肉眼及び病理組織学的に調べたが、変化は見られなかった。
(3) 食道粘膜刺激性:ラットの食道に30分間隔で連続3回20秒ごとに接触させた後、変化を観察したが、変化は認められなかった。
(4) 胃粘膜刺激性:ラットに30分間隔で連続3回投与したところ、胃粘膜への軽微な刺激性を認めた。
(5) 細胞毒性:ヒト線維芽細胞及びヒト肝細胞の増殖及び形態に及ぼす影響を検討したところ、細胞毒性は認められなかった。また、市販消毒薬と強酸性電解水の細胞毒性についてウサギ角膜由来(SIRC細胞)、ヒト成人角膜由来(ChangConjunctiva 細胞)、ラット表皮由来(FRSK細胞)を用いて検討をおこなったところ、強酸性電解水は毒性を示さないことが明らかとなった。
(6) 変異原生試験:使用菌株として塩基置換型変異株及びフレームシフト型変異株を用い、Ames試験をおこなったところ、変異原生は見られなかった。
(7) 染色体異常試験:DON細胞に直接あるいは代謝活性系を加えて強酸性電解水を添加した後、コルセミドを加えて分裂中期の細胞を蓄積させ、染色体の異常を調べたが、変異は認められなかった。
(8) 人の皮膚試験:健康成人男性及び女性を対象とし、強酸性電解水の頻回使用による安全性を検討した。治験は「医療用具の臨床試験の実施に関する基準:GCP」を遵守し、3カ所の医療機関にて実施した。1回2分間の流水手揉み洗浄を1日に,K15回、5日間連続でおこなった。その結果、手指の乾燥感、皮むけ、ツルツル感、ツッパリ感、掻痒感、亀裂、紅斑、紋消失等の自覚症状があった(23.4%)。
一方、皮膚科医師による所見としては乾燥、紅斑、紋消失は認めたものの、いずれも軽度であり、ほぼ全例が治験後速やかに回復した。このように、比較的過酷な治験条件であっても手荒れは軽度であり、適度なスキンケアと、5日連続しても1~2日間の休みにより回復して、臨床上問題となる症状は出にくいと思われる。

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